土用の丑だったことを、ハタ!と思い出して鰻。祇園祭が終わると、毎年忘れた頃にきちんとやってくる、これは鰻への健全なる食欲です。
私は、鰻の蒲焼きは大好きなのですが、それがご飯にのっている(うな重になっている)と、なぜかあまり食指を動かされません。
あの、ねっとり濃厚な旨味を自分好みに料理できないものか。と常々思っていたこともあり、今年は趣向を変えてパスタしてみました。醤油とオリーブオイルは相性が良いので、付属のタレを使えば、なかなか美味しいソースができあがります。
ところで、ベトナム南部地方には「鰻の酸っぱいスープ」という素敵な料理がある。
いつか、丸々の鰻を上手にさばけるようになったら、このスープを作って一夏元気に過ごそう、と思っている次第なのです。