昨日、今日は料理をしないと心に決め(これは近頃、休日の料理がもはや息抜きにならなくなってきたための対策)、どことなく穏やかに緩んだ脳味噌と身体でお盆の2日間を過ごしています。
日曜日の深夜、以前の職場「インドシナ」スタッフの皆様が送別会を催してくださり、ひさしぶりに先輩たちと強かに飲み明かしました。白々とした空を眺めつつ、市場内にある小さな酒屋のカウンターで、香ばしいゲソの唐揚げやらひんやり甘酸っぱいトマトやらをつつき、長い夜の〆にはやっぱり生ビール。そうして翌日は、こちらも数年ぶりの二日酔いと相成りました。
二日酔いといっても、現在の私の場合は、なんだか後頭部が空洞になったみたいやなぁと、半日ほどぼんやりする程度です。ひたすら床のなかで頭痛に恐れ入って過ごすとか、財布から覚えのない領収証が出てきたとか、帰りのタクシーにて携帯電話を紛失などという醜態は、既に20代前半で終焉を迎えたといえるでしょう(……なんのこっちゃという感じですが)。
ちなみに、二日酔いがなくなったら困る、酒を飲むということの意味が全然変わってしまう。と書いていたのは敬愛する酒呑み・伊丹十三氏で、いくら深酒をしても心身爽快だなんて、私もまったく冗談じゃないと思ってしまいます。
料理をしない日に加え、休肝日を意識的に定めるようにもなった、27歳の今日この頃です。