「私はあまり呑まないので」と前置きをいただき、そう聞かれました。

そんな生徒さんからいただいたザボンの砂糖漬け(大分名産だそう)、うちにあるベトナムの塩ピーナッツ、妹の韓国土産の揚げとうもろこし。こういうものをつまみつつ、焼酎ロックをちびちび。
そういうとき、1人なら大半はボヤッとしていて、本を読んだりテレビを見ている。ときどき、必要以上に感情的になりたくて、何度も見ているDVDを借りてきたりもする。誰かと一緒のときなら、どうでもいいようなことをツラツラとしゃべったり、考えたり、またしゃべったり。
素面でやろうと思うと、実は結構手間どるようなことを、呑みを口実にやっているのかもしれません。ボヤッととかツラツラとか、そういう場面のお酒は、爽やかにごくごく飲んではいけないような感じが、なんとなくするのです。