ずっと作りたかったふきのとう味噌を、ようやく作りました。
近頃は野菜の旬がずいぶん早くなったみたいで、スーパーに並び出すと妙にソワソワしてしまうのですが、「あ、安い。買おうかな」となる頃が、たぶん本当の旬なんだと思う。そのくらいになると、料理にものびのびと使うことができるから、だいぶ力の抜けた良い味わいにできあがるようです。
先日、日本ワインばかり出す知人のバーで、このふきのとう味噌が、薄いバゲットにチョンと添えられて出てきました。味噌にバゲット!と、新しい風。このバーのアテはすばらしく、ウーン、そうきたか、と唸らされるものが多いので、行くたびにいつも関心してしまいます。
夕方、今年初のビーチサンダル履きで、遠いほうの銭湯へ。
うちの近所には銭湯が2つあり、自転車に乗っていくそっちが私は好きなんだけど、ずっと寒かったのでご無沙汰していました。番台さんは誰もこざっぱりしているし(奥にちょっとしたカウンターのようなスペースがあり、ときどきそこでビールを出したりしているのもいい)、お客さんたちもニコニコと明るく挨拶しあっていて、やっぱり今年の夏はこっちへ来よう、と心に決める。
帰ってきて、冷やしておいた白ワインを飲もうと思い、そのふきのとう味噌をアテにしました。ほかのつまみは、かんぱちのお刺身(塩とオリーブ油)、キムチとクレソンを混ぜた納豆。最近、お酒に合わせて食材を組み合わせる、というアテの生み出し方に私はハマっている。
そして、だいたい月曜とか火曜に休みなことが多いので、日曜の夜になると、どうも週末のような気分で寛いでしまう。