はるばる東京は下町から、編集者さんが新居へいらっしゃいました。
現在、新しい本作りが進行中です。色々決まるのがまだ先なので、詳しいことはあまり書けないのですが、今度の本のテーマは「家呑み」。私のライフスタイルずばり、であります。家呑みの本なんだから、ここはやはりその楽しさを共有しなくては!となり(編集さんも呑み好き。素晴らしい)、打ち合わせを兼ね、うちでの呑み会と相成ったのでした。
この日に作ったものをメモしておくと、ちぎりかまぼこ、焼きえだまめ、冷やしトマトサラダ、エスニック煮卵(五香粉風味)、うずら卵のピータン(生徒さんからのいただきもの)、大根と生ハムのサラダ、ベトナム風グリルチキン(水菜サラダ添え)、フランスパンとブルーチーズ、生野菜と味噌マヨネーズ、鶏肉の手抜きフォー。
と、今こうやって思い出していると、酔っ払っていたわりには色々作っていました。ほろ酔いで台所に立つのって、本当に楽しいです。良い加減に力が抜けるからか、妙にアドリブが冴えたりして、そういうときほど、おいしいものができあがるような気がするのです。本のことや料理のこと、そのほか諸々を語り合いながら、日本酒やら焼酎やらをのびのびと干し、こうやって仕事できることの有難さについて、しみじみと心から感謝した次弟。
ところで、私はうちでボヤボヤと呑んでいるときに、いちばん考え事がはかどるようです。きっとそういう時間が、自分の世界にいちばん引きこもっていて、いちばん素直で、自分の根っこみたいなものを信じられるからなのかもしれないな、と思う。