先日、「ビール de 電車」というのに乗ってきました。京阪電車が主催しているイベント列車で、その名のとおり、電車に揺られながらビールを飲もう!というもの。
バーを営んでいる知人からお誘いをいただいたのですが、お店のお客さんたちが総勢30名余り、なんと1両を貸し切ってしまいました。声をかけてもらったとき、「ビールを飲むだけに電車に乗るとは、なんて素敵なんだ…」と暫しぼうっとなってしまった私。予想以上に素敵な時間を過ごせたので、そのレポートを少し。
昭和レトロ、とパンフレットにあったように、車内の内装は結構凝っていて、BGMも歌謡曲です。でも、普通の電車と一緒のプラットホームにビール列車は入ってくるし(もちろん走っている線路も一緒)、ビールをついでくださるおじさんは、ちゃんと京阪電車の社員さんなのだそう。ローカル線ならではの魅力です。
まだ明るいうちから、冷たいビールを飲める幸せよ。知らない駅名を眺めながら、ちょっと旅情をかきたてられるのも、なかなかツボをついてきます。
キリンの生ビールが飲み放題、おつまみ弁当と駄菓子付き。おつまみは持ち込みも自由なので、さすがは呑み屋の常連さんたち、おいしいアテやお酒を色々お裾分けしていただきました。
乗車時間は1時間40分、時間を聞くと短いような気がしていたのですが、わりにゆっくり走るので、和やかな雰囲気にお酒もほどよい加減。この路線で、冬には「おでん de 電車」というのも走っているようです(これには去年、友人が乗っていた)。
という感じで、面白いイベントに初参加させていただきました。