京都ではお花見がピークを迎えた週末、4月の料理教室が始まりました。

今日は新しい生徒さんたちばかりが顔を合わせ、ちょっぴり緊張感が漂うフレッシュな雰囲気になりました。でも料理というのは不思議なもので、実習を進めて試食に入る頃には、初対面の方々もすっかり打ち解けて寛いだ表情に。ああ、私の料理はその橋渡しみたいなものなんやな、といつもしみじみ噛みしめます。
写真はメニューの1つから、いちごのシェイク。ベトナムのフルーツシェイクはsinh to(シン・トー)といって、その名も「ビタミン」という意味です。フレッシュな果物+練乳+砂糖という組み合わせが定番ですが、最近は材料の目新しいsinh toをベトナムでも色々と見かけるので、私もヨーグルトをブレンドしてみました。
春を感じる、ピンク色の飲みもの。何かを作りながらときどき、自然がもつ色にハッとさせられることがありますが、いちごもそんな素材の1つです。