近所のスーパーの魚屋さんで、ぷりっと新鮮なスルメイカが出回っています。1パックに2~3はい入って200円くらいなのに、胴は大きく立派だし、ゲソもきゅっと引き締まっている。今月はレッスンでも使う食材なので、実に嬉しいことです。
私は焼きイカが好物で、お酒のアテによく作る。ワタまできれいに取り出して、胴のなかに詰めてこんがりと焼き、香ばしいようなほろ苦いようなソースにすると美味しいのです。味付けは気分によってあれこれ試していて、ヌクマム+豆板醤はベトナム風、バター醤油だと縁日風、洋風な気分の日には、オリーブオイル焼きにして天然塩をふったり。
最近発見したのは、塩をして一晩おくと、ちょっと干したような風味になって一段と美味しいこと。身はふかふかと柔らかく、ワタもじっとり濃厚になった。
ベトナムにムイネーという漁村があるのですが、ここの海鮮食堂で食べた、イカの一夜干しを思い出す味わいです。これにはマヨネーズとホットチリソース、それから香菜をたっぷりと添えて。