半年ぶりに、東京へ足を運んできました。
生まれ故郷であり、仕事の基盤を徹底的に叩き込まれた町でもある東京への旅は、私にとって貴重なリフレッシュメントとなりつつあります。京都の小さな台所で、わけもなく高熱を上げていた脳味噌や胸の奥が、大都会へ来てさあっとクールダウンする。その何とも言えぬ快感には、いつだって途方もなくうっとりしてしまいます。
ベトナム屋台食堂Mai maiにて、昼下がりの風景。
kitchen.のオーナーシェフ・鈴木珠美さんとのんびりお話をしていたら、なんと我が生徒さんにばったりお会いしました。
昼ごはんには、鶏肉のフォーを。
肌寒い小雨がしとしと降り注ぐ江古田の商店街には、温かい汁麺がよく似合います。雨の日にとてもフォーを食べたくなるのは、生まれて初めて訪れた現地のフォー屋で、ぼんやり雨宿りをした記憶が呼び覚まされるからかもしれません。