昨日の夜は、素敵な来客がありました。
京都でデザイン活動をされている
だるま商店のお2人です。以前からやりたいねぇと話していた、ひそやかなベトナムごはん会でした。しかし彼らのあまりの食欲旺盛ぶりに、私はすっかりシャッターチャンスを逃してしまい、料理の写真はひとつも残っていません。無念です。
仕事で作る料理はなかなか深刻なのですが、プライヴェートの料理は自分勝手、とにかく楽しいの一言に尽きます。食べ手がポジティブなら、それはなおさらのこと。料理をする幸福ってそういえばこんな感じやったな、としみじみ思い出します。
仕事の料理と日常生活の料理、両者をやっていないとバランスが保てない。ということに、ここ数年で気がついてきました。Nam Boには、ふだん生徒さん以外の来客はほとんどないのですが、ときどきこうやって、仕事という枠を取っ払ってベトナム料理を囲めたらいいなと思う。
自らで何かを作り出すという意味において、お2人は私の愛してやまない先輩です。蒸し暑い夜の更けるにまかせて、どうにも熱っぽくエネルギッシュな会話に花が咲きました。