来月より始まる、「食堂ごはんクラス」の献立を練る日々が続いています。ひとまず半年分、7月まで立ててみる。食材を見てから料理を考える私にとって、紙の上で先に料理だけを決めてゆくのは、なかなか手ごわい作業です。
気分転換に、今日は大好きな「カイン・チュア」を作りました。
カイン・チュアは、魚や野菜をふんだんに入れた、ベトナム南部地方を代表する甘酸っぱいスープ。ぶつ切りにされ放り込まれた魚や、トマトやオクラやもやし、ハスイモという芋茎、それからパイナップルなどが渾然一体となり、丼の中になんとも不思議な世界を作り出します。私はこのスープを白い御飯にかけて食べるのが大好きで、日本の食卓においても、この汁かけ御飯を推奨中。 現地のように丸ごとの雷魚は手に入りませんが、日本の切り身魚でも、十分に美味しくできあがります。
この素敵な食堂ごはんは、3月の献立に登場予定。