ツアーの後半は、ホーチミンにて。食事以外の予定はフリータイムにしていたので、市場やスーパーでお土産を買ったり、洋服をオーダーメイドしたり、エステで癒されたり…と、皆さんバラエティ豊富に活動。私は旅日記を整理したり、昼寝をしたり、コーヒーを飲んだり。
都会の喧騒に埋もれていきながらも、昔からずっと変わらない大好きな喫茶店。外の簡易テーブルには、いつも常連さんたちが溢れています。プラプラと近くを歩いていたら、店主のおっちゃんに「よぅ、コーヒー飲んでく?」と声をかけられた。
何年かぶりに、バイン・セオ(お好み焼きのようなもの)を食べに行きました。ガイドブックにも必ず紹介されている超老舗の有名店で、まるで観光地のようになっているのに、まったく味がブレないのは素晴らしいことです。バイン・セオのほかにも、生春巻き、揚げ春巻き、牛肉の香味焼き、蒸し肉だんごなど、今回ベトナムが初めてだった方にも好評のランチでした。
お好み焼きや春巻きにはビールでしょう、というわけで、昼間から飲ませていただく。BGIは南部の地ビールで、ベトナムビールの中のお気に入りです(これだけなぜか中瓶なのもいい)。
家庭料理のレストランにて。魚の土鍋煮、イカのレモングラスチリ炒め、ハマグリの卵焼き、カリカリ揚げ豆腐、かぼちゃの花の炒めもの、山いものスープ。ヌクマムと砂糖でバシッと甘じょっぱく味付けられた、南部風おかずの数々。南部贔屓の身、果てしない安堵とともに口をモグモグさせながら、「うーん、おいしい!」と文句なく賞賛です。
ツアーにご参加くださった皆様、大変お疲れ様でした。暑い旅のあいだにも、たくさんの笑顔と元気をくださり、ありがとうございます。皆さんにとって、ベトナム料理がさらなる幸福となりますよう。